2月 俳句
2020-05-07
2月 俳句
【松浦 みどり】
朝寒むの路地に仔猫の振えをり
【奥 まさ子】
秋夕焼影絵のように児等遊び
【岩本 寿々代】
ほどほどに老いて初春迎えけり
【宮本 房代】
柿紅葉はらり、はらりと風の中
【中尾 忠昭】
散る紅葉箕面の滝を紅く染め
【谷口 好美】
我が孫に似てる巫女より破魔矢受く
【西端 美穂】
草を引く指先冷ゆる朝かな
【笹谷 路子】
夜道ぬけにぎわう寺へ初まうで
【加藤 雅子】
庭の木に枝ばかりな冬の月
【富澤 いつ子】
柿の里沢の音背にウォーキング